20123() 小松シティRC第730回例会  当クラブ出席率 70.59(補正出席率 73.53%)

  ゲスト卓話  「小松基地の概要」  航空自衛隊 第6航空団 副司令 高橋 豊 様

創 立:1998年3月25日

例会場:ホテルサンルート小松(〒923-0868)

事務局:例会場と同住所       

2014−2015年度:会長 廣田信也、会長エレクト 吉田正樹、副会長 手塚清明、幹事 吉田弘文

会報広報委員長:中山宇一郎    委員:米野恭正、山崎秀雄、杉本隆、新田俊郎

 

現在、小松基地にはF15は約40機保有している。小松基地は昭和36年に開設された。日本海側に戦闘航空団があるのは小松基地だけです。秋田から鳥取島根までを担当。小松基地とロシア、北朝鮮、韓国との沿岸とは戦闘機で1時間以内の比較的近い位置にある。基地全体の広さは440万平方メートル東京ドーム93個分程度で広い方の基地なる。滑走路は2700メートル幅45メートルが1本だけで航空自衛隊の航空機と民間と共用している。基地の特徴としては冬の時期の雪・雷。昭和45年にF104が金沢市上空で被雷して操縦不能になりパイロットは脱出したが,その事故で4名が亡くなった。それ以来雷電探知装置の開発がはじまり昭和63年に配置された。小松基地で運用している航空機はF15(戦闘機)T4(練習機)U125−A(捜索救難)U1−60J(救助ヘリコプター)の4機種。基地の遠隔は、昭和19年に旧海軍の舞鶴鎮守府の滑走路として作られた。舞鶴は滑走路にできる平坦な土地が少なかったことと、当時小松は比較的雪が少なかったため、小松が選定された。終戦にともなって一時米軍に接収、昭和33年に解除。自衛隊の先遣隊が小松に滑走路を造ったのが、昭和36年2月で、これが小松基地の開設になる。我が国には、戦闘機を配備している基地は7つあり、小松基地は、秋田から鳥取島根までを担当している。小松飛行場の民航機は、国際線:週に12往復、国内線:日に21往復、これらの合間を縫って滑走路を使っている。利用者は、平成25年度で国内線200万人を超えている、国際線も16万7000人と増えている状況。小松基地の編成は、第6航空団をはじめいくつかの部隊が常在している。小松基地の中で常在する部隊で規模が最も大きい部隊が第6航空団、隊員数約1300名、戦闘機を飛ばすことが主な業務にしている。第6航空団には、飛行群(飛行機を飛ばすことを主要な仕事とする)、整備補給群(航空機・車両等の整備等を行う)、基地業務群(基地の基本的な支援機能を担う)の3つの部隊に分かれている。飛行群には、第303飛行隊(ファイティングドラゴン)、第306飛行隊(ゴールデンイーグルス)の2つがある。2つともF15を運用しているが、303は古い性能のF15を保有し、306飛行隊は性能を向上させたF15を保有している。整備補給群は、群本部の統制を受けて補給隊、車両機材隊、検査隊、装備隊、修理隊が連携を取りながら実施している。所属している隊員は、職人魂をもった隊員が多い。航空機が故障したら迅速に直す部隊。基地業務群は、基地警備、基地防空、消防、施設関係の工事、衛生、給食、会計業務等の諸業務を行っている。全国の基地の中でも3本の指に入るぐらい小松基地のごはんは非常においしい。小松救難隊、小松管制隊、小松気象隊、地方刑務隊なども第六航空団と連携を取りながら業務を行っている。戦闘機パイロット自衛隊員になるルートにはいくつかのルートがある。定年後隊員昇進できなかった隊員の就職支援活動や一方で,優秀な人材の確保するための求人等もホームページ等で積極的に行っている。

 

 【会長挨拶】

 世の中は確定申告の時期です。私は会計事務所を生業にしておりますので、忙しい毎日を過ごしております。ちょっとした話題でいうと、消費税の納税がきつい。消費税が5パーセントから8パーセントになって単純にいって1.6倍です。うちのお客さんには納税準備預金をお願いしておりましたが、そう簡単にできるものではありせん。櫻井よしこさんが金曜日の夜にさくらテレビという番組をインターネット上でやっております。月700円ぐらい払うとみることができます。去年の秋に前防衛大臣の小野寺さんとの対談がありました。日本周辺はそもそも緊張の高いところ中国の領空侵犯の問題ウクライナの問題日本がロシアに対する経済制裁に加わったところからロシア軍機のスクランブルも多いという花話をしていました。

 

【幹事報告】

・配布資料 週報22号〜23号

・第26回 源流セミナー in 尼崎のご案内

 

 「小松シティRC ニコニコボックス“ゲスト卓話御礼・閉会点鐘御礼・その他”」

 

・廣田信也「高橋様、本日はお越し頂き本当に有難うございました。正月に気さくに飲み会にお付き合い頂いた南雲さ

      んに宜しくお伝え下さいませ。」

・吉田弘文「高橋さん、大変ためになる卓話どうも有難うございました。これからも身体に留意され、小松の空、日本

      の空を宜しくお願いします。」

・長戸英明「高橋様、お忙しい中卓話有難うございました。これからも日本を守るため宜しくお願いします。」

・西田廣昭「小松基地副司令 高橋様、本日は貴重なお話を有難うございました。健康にご留意の上、任務に頑張って

      下さい。」

・小原明彦「高橋さん、今日は卓話有難うございました。大好きな自衛隊の話が聞けて楽しかったです、又いつものメ

      ンバーで飲みましょう。」

・杉本隆「高橋様、本日はお忙しい中卓話頂き有難うございました。大変勉強になりました。」

・安田和夫「高橋副司令、小松基地の詳しい話有難うございます。初めて見聞しました。豊君、久しぶりに会いました

      が空団のてんぽな位にいるのですね。今後も宜しくお願いします。」

・山崎秀雄「本日、閉会点鐘を打たせて頂きます。高橋副司令、わかり易い基地概要有難うございます。今後益々日本

      防衛の為にご活躍下さい。」

・濱本哲成「JASDF、小松基地副司令 高橋様、本日は有難うございます。空自のホームページのペーパークラフ

      トの飛ばせる紙ヒコーキ、いいですよね。明日の日本のために、今後も頑張って下さい。勇猛果敢、支離

      減裂!?」

・宮崎恵子「高橋副指令様、本日は卓話有難うございました。私の叔父、いとこ夫婦、姉夫婦、甥が小松基地で勤務し

      ておりました。現在は皆引退し甥だけが勤務中でございます。私も若い頃医務室勤務で試験を受けました

      が桜ちりました。あの時合格していたら、今の自分は無かったですね。」                      

                                                         (順不同・敬省略)

 【編集】会報広報委員 杉本隆